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八村塁選手、日本代表に合流「日本の強さを世界に見せてメダルを獲れたら」

ワシントン・ウィザーズの八村塁と今季オーストラリアのNBLメルボルン・ユナイテッドでプレーしていた馬場雄大選手が7月14日(水)日本代表に合流。2人の合流で日本代表は12名全員が揃う。

16日には日本生命カップのベルギー戦、そして18日にはSoftbankカップのフランス戦をサイデン化学アリーナで戦い、26日からは埼玉スーパーアリーナでの本戦に挑む。

八村が日本代表でプレーするのは2019年に上海で開催されたワールドカップ以来となるが、日本バスケットボール協会が公開した動画内で八村は当時に比べて成長した点について「2年間で自分の体やフィジカル面でも強くなりましたし、シュート力も上がったなと思います。メンタルの部分でも大きい舞台で戦える準備は出来てきたのでオリンピックが間近にきていることで僕も楽しみにしています」と語った。

そしてオリンピックに向けての意気込みについて、「小さい頃からNBAに行くというぐらいの夢でオリンピックを目指してやってきました。去年2020年にオリンピックをやる予定でしたが、こういうコロナ禍ということで1年遅れた中、まだコロナ禍が進んでいる中でもバスケが出来ることに僕は感謝しています。オリンピックという凄く大きな舞台に出られることについてもすごい誇りに思います。その中で僕も自分のプレーを生かして、チームがまず1勝出来るように。そこを目標にしてまず1勝ずつやっていってメダルを目指せたら良いなと思います」と語った。

NBL制覇に貢献した馬場雄大はオンライン会見で、八村とプレーすることについて、「すごく楽しみです。彼とプレーするたびに彼の成長を感じますし、僕自身も成長を感じている。お互い成長した姿を見せ合えることは光栄なこと。日本の国旗を背負って戦う舞台で確認できるのはなかなか無いこと。日本代表を引っ張っていく想いで頑張っていきたい」とコメント。

八村が最後に公式戦を戦ったのは6月3日(木)フィラデルフィア76ersとの1stラウンド第5戦。約1ヶ月以上の期間を休養、そしてフィジカル中心のトレーニングに費やしてきた。体の使い方を意識したトレーニングを行い、この短期間での成長があったことにも自信を伺わせた。

「楽しみ」と語る日本代表での戦いについてファンへの想いも語った。

「コロナ禍の中、2021年オリンピックが開催されるということで僕も凄い複雑な気持ちはあるんですけど、その中でバスケの代表としてこうやって出れることを楽しみにしていますし、すごい誇りだなと思います。無観客はもう決まってしまいましたが、日本全国で皆さんも見てくれていると思うので自分たちが日本一丸となってまず1勝を目指して行って、日本の強さを世界に見せてメダルを獲れたら良いなと思います。」