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ブラッドリー ビール選手アルゼンチン戦でチームトップ17得点で勝利に貢献

アメリカ代表はラスベガスでのアルゼンチンとのエキシビションマッチに挑み、108-80と勝利。ブラッドリー ビールはFG5/8(.625)でチームトップタイの17得点、6リバウンド、3アシスト、スティールを記録した。30分間の出場で+23と勝利に貢献した。

試合後の会見でビールはアメリカ代表の攻撃について「滑らかだった」と語り、ディフェンスからトランジションを展開することが出来たと話した。「自分達の運動能力と才能を使い、相手を引き付けてお互いにボールを供給していきたい。それが出来ればボールを2度、3度回して展開し、より楽なオープンショットが打てて、ドライブするレーンも空いてくることで全てがシンプルになってくる。全員能力があることは理解しているが、チームのためにそれぞれが犠牲にすることも必要でみんなそれが出来ている。」

最初のポゼッションでビールはバム・アデバヨとのピック&ロールでダンクを呼び込み先制。その1分後にビールはプルアップジャンパーを決めると、続けてスリーを連発し試合開始5分で8得点を奪った。序盤でのビールの得点がアメリカ代表に二桁得点差をもたらし、試合を通してそれを維持することが出来た。

ビールは17得点中の10点を第1Qに記録し、最初のFGアテンプト4本を成功。アメリカ代表は第2Qの主導権も握り、16点リードでハーフタイムに突入。ビールは前半12得点以上を決めた3人のうちの1人でケビン・デュラント(14得点)、デイミアン・リラード(13得点)に続いた。

後半にビールは更に5得点を追加し、アメリカ代表は更にリードを広げた。ビールはデュラントと共に得点、リバウンドでチームトップタイに終わった。チームとしてもFG37/72(.514)、3ptFG13/29(.448)、FT16/21 (.808)に終わり、アルゼンチンをFG28/73(.384)に抑えた。

エキシビションマッチを連敗でスタートさせた後の勝利となったが、ビールは試合後の会見でグレッグ・ポポビッチHCから国際バスケはNBAとはスタイルが違うことを日々言われていることを明かした。「よりフィジカルな戦いで対戦相手によっては5年、10年一緒にプレーしてきているので我々が目指しているケミストリーがすでに確立されている」と話し、結果も大事だが「毎日向上できるように危機感を持ってプレーしている」とコメント。まだ改善点はたくさんあるが、良い方向に進んでいると締めくくった。