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八村塁選手代表合流後初の試合で24得点、日本はベルギーに快勝

八村塁、馬場雄大合流後フルメンバーでの初の試合に挑んだ日本代表。7月16日(金)にサイデン化学アリーナでベルギーとの日本生命カップ2021は有観客で行われた。

日本代表のスタメンは八村塁、渡邊雄太、馬場雄大の海外組に加えて田中大貴、そしてギャビン・エドワーズが名を連ねた。

日本は田中大貴のファールで先制フリースローを許すが、すぐさま田中からエドワーズのアリウープで初フィールドゴール成功。八村は第1Q残り8分43秒でスリーポイントを決めて初得点。日本はリードを広げ、残り7分21秒で八村がジャンプショットを決め、早くも5得点。序盤日本は11-3とリードを奪って、ベルギーは堪らずタイムアウト。

タイムアウト明けもフリースローでの得点を許すが、残り6分34秒で八村はワンドリブルからのジャンプショットを決める。八村はさらにフリースローで得点を重ね、残り3分2分ではダンクを決め、早くも第1Qで二桁得点。日本代表は第1Q残り1分45秒まではFGは失敗なしのFG100%(10/10)だった。

第1Qは日本が30-11とリードし、八村は全選手トップの11得点、4リバウンド。日本はFG成功率78.6%(FG11/14)で最初のクォーターを終えた。

八村は第2Q残り6分27秒時点で試合に戻り、エドワーズからのパスをゴール下で決めて34-13。八村に対するマークが更に厳しさを増すが、残り2分21秒で再び得点を決めて15得点。日本は前半を44-28と折り返してリード。

後半最初のプレーで八村はドライブからのレイアップで得点を決め、19得点。そして残り6分26秒では今日2本目のスリーポイントを決めて20点越え。第3Qはベルギーを10得点に抑え、日本が66-38とリードを28点に広げた。

八村は第4Qは出場せず、18分49秒の出場でFG7/9(3ptFG2/5)、FT4/4のゲームハイの24得点、6リバウンド。日本はベルギーに87-59と快勝。

試合後有客の前でのヒーローインタビューに八村は登場し、チームの出来について「まあまあですね」と語り、「あと1試合しか強化試合はないですけど、その中でチームとして課題をしっかりと克服してオリンピックに向けてやっていきたいと思います」と意気込みを語った。

八村はオンライン会見にも出席し、6週間以上ぶりの実戦だったが「コンディション的には悪くなかった。シュートタッチも悪くなかった。本番は来週だけど、しっかりとコンディションを整えたいと思う」と答えた。「(オリンピックは)バスケの世界大会としては一番大きな大会。プレーできることに感謝している。強豪国ばかりだけど楽しみ。」チームメートのエドワーズは八村がチームにもたらす影響を語り、「彼はスキルがとてつもなくある選手なので、そういう選手がチームにいるだけでみんなの自信になる」と語った。

ラマスHCはゾーンディフェンスではなくマンツーマンを採用したディフェンス面、そして攻撃面では速攻についての手応えも試合後は語った。日本代表はオリンピック前最後の強化試合を18(日)にフランスを相手に戦う。