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八村塁選手はゲーム最多タイ20得点 日本代表は初戦スペインに敗戦

日本代表と八村塁にとってのオリンピックが7月26日(月)埼玉スーパーアリーナで開幕した。

日本代表が属するグループCには世界ランク2位のスペイン、4位のアルゼンチン、16位のスロベニアが連ねる。この日すでに行われた試合ではスロベニアがアルゼンチンを118-100と下した。

午後9時ティップオフのスペイン戦に挑んだ日本代表は田中大貴、馬場雄大、渡邊雄太(トロント・ラプターズ)、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、ギャビン・エドワーズの5人がスタメン。対するスペインはリッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ルディ・フェルナンデス、アルベルト・アバルデ、ビクトル・クレベール、マルク・ガソル(ロサンゼルス・レイカーズ)の5人からスタート。

両軍激しいディフェンスから始まり、まずはスペインがルビオのフリースロー2本、ガソルの5得点で7-0とリード。日本代表の初得点は1Q残り6分58秒での田中大貴のレイアップ。日本はマンツーマンでのディフェンスからゾーンを織り交ぜるが、11-2とビハインド。

日本は渡邊のスリーもあり、徐々に得点を重ね残り3分24秒では八村のドライブからシェーファー・アヴィ幸樹がオフェンシブリバウンドでの得点で11-7。八村は厳しいマークに合うが、残り1分26秒でステップバックからのジャンプショットを決めて初得点。第1Qはスペインが18-14とリードし、八村はFG1/6で2得点。スペインはマルク・ガソルがチームトップの5得点。

第2Qには八村が残り7分35秒でジャンプショットを決め、22-20と2点差に迫った。そして残り5分33秒ではエドワーズのオフェンシブリバウンドからのセカンドチャンス得点で八村がスリーを決めて26-26の同点。だがその後エドワーズの速攻を止めるファールに対してアンスポーツマンが取られてしまい、リズムがスペインに。19-0ランでスペインがリードを二桁得点差へと広げた。だが八村が残り1分1秒でドリブルから豪快なダンクを叩き込み、チームを盛り上げるがスペインも怯まず得点を重ねて前半は48-28と20点差で終えた。八村は前半19分08秒出場し、FG4/12でチームトップの9得点。スペインはルビオが11得点、マルク・ガソルが9得点。

第3Q日本はディフェンスからのファストブレイクで得点を取る場面もあったが、スペインもすかさずスリーで応酬。日本は3Q残り3分46秒で金丸晃輔が初出場を果たし、連続スリー、そしてフリースローも2本決めて8得点。日本は徐々に点差を詰め、69-56と13点ビハインドの展開で最終クォーターへ。第3Qは28-21と日本がスペインを得点で上回った。

第4Q残り6分45秒で八村は渡邊からのパスを受け、ダンクを決めて二桁得点。そして残り5分で八村はこの試合2本目のスリーを決め、77-66。さらに残り2分26秒で八村はもう1本スリーを決めるが点差はなかなか縮まらず。残り1分14秒でもう1本スリーを決めるが、最後は力及ばず88-77と敗戦。

八村は36分48秒の出場でFG8/21(3ptFG4/11)、ゲームハイタイ20得点、2リバウンド、1アシスト。日本代表は29日(木)の午後1時40分からスロベニアと対戦する。