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八村塁がポスターダンク含む12得点、レイカーズに勝利

4月29日(現地28日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がキャピタル・ワン・アリーナで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦に先発出場した。

八村は29分32秒の出場でフィールドゴール8本中4本成功(3ポイントショット1本中0本成功、フリースロー4本中4本成功)の12得点、1リバウンド、2アシスト、1スティールを記録した。パーソナルファウルは3、ターンオーバーはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスはプラス8だった。チームは116-107で勝利し、ここ13試合で11勝目と好調を続けている。

試合開始54秒で八村はプルアップジャンプショットを沈め、チームの初得点を記録。

第2クォーター残り9分3秒で相手のファウルを誘うと、獲得したフリースローを2本とも決めた。残り7分54秒にミドルからのステップバックジャンパーを決め、さらに残り2分50秒でフリースローを2本加えた。

ディフェンスではアンソニー・デイビスを守ることが多く、全米放送の『ESPN』ではその恐れない姿勢が賞賛された。

後半もスタートで出場した八村は、第3クォーター残り8分54秒に速攻の場面でブラッドリー・ビールからパスを受け、デイビスの上から強烈なダンクを叩き込んだ。

八村は第4クォーターにもミドルジャンパーを沈め、12得点目を決めた。

ウィザーズは後半に入ると最大19点差のリードを作り、試合の主導権を握り勝利へと繋げた。

八村はデイビスの上から決めたダンクについて「当初は外したと思ったので何が起きたのかわかっていませんでした」と振り返った。

「でもチームメイトの方を見たらラッセル(ウェストブルック)が笑っていたのを見て理解しました。いつもブロックされてしまうので、力で押し込もうと思っていました」。

ウィザーズは八村のほかにビールが27得点、ウェストブルックが18得点、18リバウンド、14アシスト、アレックス・レンが18得点、9リバウンドをマーク。

敗れたレイカーズはデイビスが26得点、アンドレ・ドラモンドが17得点、11リバウンド、ベン・マクレモアが16得点を記録したが、ここ5試合で4敗目を喫した。

28勝34敗のウィザーズは、5月1日(現地4月30日)に敵地でクリーブランド・キャバリアーズと、レイカーズ(36勝26敗)は同日にホームでキングスと対戦する。