昨シーズンのプレイオフでのマイアミ ヒートは、若手が中心のチーム編成ながらセカンドラウンドまで進出。インディアナ ペイサーズを相手に第6戦まで粘るも惜しくも敗退。しかしドウェイン ウェイドの存在を周囲に強烈に印象付けるシーンとなった。今シーズンは3度の優勝経験を持ち、ペイントで排他的な存在感を示すシャキール オニールを獲得。磐石の態勢でイーストを1位で突破し、一気に優勝候補と目されプレイオフへ参戦する。一方のニュージャージー ネッツは、シーズン中盤でオールスターフォワードのビンス カーターを獲得。シーズン序盤の不振から終盤に照準を合わせ、からくもプレイオフへと駆け込んだ。ネッツのシーズンはここから始まる、といっても過言ではない。
注目のマッチアップ:
シャキール オニールのインサイドワークに関し、ネッツがダブルチームに行くのは想像に難くない。ファールトラブルにならなければ、当然予想される作戦だけにここは勝敗を分けるポイントにはならないだろう。(言い換えれば、ネッツにはシャックを止められる選手は見当たらず、シャックはある程度計算にいれとおかなければならない、ということ。)
ならばバックコートに注目したい。ウェイドとジェイソン キッドの対決は勝敗を左右するだろう。ガードというポジションは得点という一つのポイントだけで優越をつけることが出来ないのは、論を待たないところであろう。しかし得点源が少ないネッツにあって、カーターはその一翼を担うが、第2の得点源はやはりキッドということになる。ウェイド、シャックはシーズン中安定して得点を重ねているだけに、ここでキッドの得点が計算に入らないと、一気にワンサイドゲームの可能性もある。
ヒート勝利の鍵を握るのは:
ドウェイン ウェイド。リーグ屈指のガード、キッドとの対決で存在感をアピールできれば、このカードがヒートにとっても、ウェイド自身にとっても、プレイオフ全体で大きな意味を持つことになるだろう。
ネッツ勝利の鍵を握るのは:
リチャード ジェファーソン。吉か凶かも判断が不可能だが、もたらされるインパクトは、両チームにあるだろう。
ヒートが勝つためには:
シーズン中の直接対決はヒートの3戦無敗。シャックのプレイタイムも少なくして勝利している。特別な対応は必要なし。
ネッツが勝つためには:
キッドのゲームクリエイトとカーターの高確率なフィニッシュ。また100点台のゲームにしないこと。