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3年連続でファーストラウンドの対決となり、因縁を感じさせるこのカード。今年はセルティックスがホームコートアドバンテージを持っている。13年ぶりにディビジョン優勝を果たしたセルティックスは豊富な経験と爆発力を併せ持つ。それに対し、ペイサーズは主力選手の出場停止や怪我などに泣かされ続けたシーズンだった。しかし、それでもこの位置についていることはカーライルHCの大きな功績と言える。ペイサーズはレジー ミラーのキャリアをどのような形で終わらせるのか。
注目のマッチアップ:
ポール ピアースとスティーブン ジャクソンのスモールフォワード対決。今年新たに強力なチームメイトを得たピアースに対して、出場選手がなかなか固定しないチームを牽引したジャクソン。異なる貢献の仕方が求められた2人はプレイオフでどのような形でプレイするのだろうか。
セルティックス勝利の鍵を握るのは:
アントワン ウォーカー。今シーズンはホークス在籍時の平均20.4点に対してセルティックス移籍後は平均16.3点と下がっているが、それは他に得点できるチームメイトがいるということ。シーズン途中からボストンに復帰した彼がチームのインサイドを向上させたが、ペイサーズとの対戦においても同じようにインサイドでの働きが期待される。
ペイサーズ勝利の鍵を握るのは:
ジャーメイン オニール。ペイサーズに移籍した2000年以来、その実力を開花させたが今シーズンは出場停止と怪我で期待されたほど結果を残せていない。しかし、平均20得点、10リバウンドを期待できる彼のインサイドのプレイが復活すれば、セルティックスにとって大きな脅威となることだろう。
セルティックスが勝つためには:
ベンチの貢献に期待。シーズン中もリッキー デイビスを中心として活躍した彼らがプレイオフで活躍できるよう、リバースHCはシーズン終盤に彼らの出場時間を増やした。彼らが安定しているスターターとうまくプレイできれば豊富なプレイオフ経験と爆発的な得点力というチームの強さを活かしたプレイを見ることができるだろう。
ペイサーズが勝つためには:
レジー ミラーの体力とオニールの復活。ミラーの18年間の功績はあなどれるものではなく、それは決して過去の遺物ではない。今年のプレイオフを再度「ミラー タイム」とすることができるだろうか。またオニールがその本来の実力を発揮することができれば、インサイドはペイサーズに分がある。
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