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ジノビーが11得点中、9点を第4クォーターで獲得。マブス引き離しの原動力となった。
Ronald Martinez/Getty Images/NBAE
対戦スケジュール
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レギュラーシーズンの対戦成績

スパーズ、ファイナルへ!
第3クォーター残り3分44秒、スパーズのスピーディ クラクストンが3つ目のファウルを取られた後、スティーブ カーが投入された。プレイオフでわずか13分しかプレイせず、フリースロー2本の2得点に終わっていたカーが、敗色濃厚だったスパーズを蘇らせて、ファイナル進出へ結びつけると、誰が予想しただろうか。1997年のユタ ジャズとのファイナル第6戦で、マイケル ジョーダンからパスを受け取り、決勝打を決めてシカゴ ブルズを5度目の優勝に導いたあのときのヒーローの姿が、頭をよぎったのは何人いただろうか。そのカーが4本の3ポイントをすべて成功させ、コートに足を踏み入れた時には63-48と15点も引き離され、第7戦突入は必至と見られた試合を引っくり返し、90-78と大勝利に導いた。

シリーズプレビュー

サンアントニオ スパーズはMVPのティム ダンカンを中心に、ディフェンディング チャンピオンのロサンゼルス レイカーズを4勝2敗で撃破してカンファレンス ファイナル出場を決めた。そして対するダラス マーベリックスはサクラメント キングスを7戦にも及ぶ大激戦の末に攻略。本拠地をテキサス州に置く両チームによるカンファレンス ファイナルとなった。

両チームともに60勝22敗でシーズンを終了。シーズン中の直接対決の結果は2勝2敗のと星を分けている。このシリーズは双方一歩も退かない大激戦が予想される。

スパーズはセカンドラウンドで3連続優勝中のレイカーズを退け勢いに乗り、1999年以来となるファイナル出場を目指す。シーズンMVPを受賞したティム ダンカンはプレイオフに入り平均22.3得点、5アシスト、13.9リバウンドとチームの大黒柱のとして実力を遺憾無く発揮。このシリーズでもチームの中心を担う。また若干20歳ながらチームの指令塔を勤めるトニー パーカーは、12月11日の対戦でキャリアハイタイ記録となる32得点を叩き出すなど、マブスにとってはケアしなければならないプレイヤーだ。そして今シーズン限りで引退を表明しているセンターのデイビッド ロビンソンにはマブスの高さに対抗するためも、そしてティム ダンカンの負担を減らすためにも攻守双方での活躍が求められる。

マーベリックスはリーグでもトップクラスの破壊力を武器にフランチャイズ史上初めてとなるファイナル出場を決めたいところだ。オフェンスの中心であるダーク ノビツキーはシーズン中の直接対決で平均27得点を稼ぐなど、スパーズに対して苦手意識はなさそうだ。またこのプレイオフで最大の脅威となっているニック バン エクセルは、キングス戦でベンチ出場ながら25.3得点を稼ぎ、スパーズにとってもファイナル出場を阻むに充分な要素になるだろう。そしてシーズン中ノビツキーと共にマブスを牽引してきたスティーブ ナッシュとマイケル フィンリーは共に得点力があり、スパーズはディフェンスで的が絞り難くなるであろう。

この対決はどちらが制してもおかしくはない。どちらのチームも予想を難しくする爆発力を秘めているし、お互いに昨シーズンのプレイオフで敗れたチームを撃破してここまで駒を進め自信へとつながっているだろう。唯一の気になる点はマブスがここまで2ラウンドを7戦戦っている事であり、プレイへの影響が心配される。