Seattle 109, LA Clippers 100
ソニックス、開幕好調!クリッパーズに109-100で勝利
By Masayoshi Niwa

10月30日、さいたまアリーナで行なわれた、NBAの開幕戦、シアトル スーパーソニックス対ロサンゼルス クリッパーズとの一戦は、終盤接戦となったものの、ラシャード ルイスらの活躍でソニックスがクリッパーズを振り切り、109対100で今季初戦を飾った。

これが開幕戦の緊張感なのだろうか? 両チーム、最初の2分間はノースコアで、ソニックスがファースト バスケットを沈めたのは、2分6秒を経過した後だった。

 
 
シアトル スーパーソニックスのルーク リドナーは、自分自身のNBAデビューを8得点で飾った。
Jeff Reinking
NBAE/Getty Images
クリッパーズは第1クォーターだけで、何と10個のターンオーバーを犯したが、そのアドバンテージを生かしたのがソニックス。ウラジミール ラドマノビッチが3つのスチールを決めるなどして、得意のトランジションゲームに持ち込むと、一時は5点をリード。終了のブザーとともにクリッパーズのエディ ハウスがシュートを決めて3点差になったが、試合の主導権はソニックスが握った。

一方的になりそうだった展開は、エルトン ブランドが9リバウンド、8点を記録して救っている。

第2クォーターは、クリッパーズが逆襲。控えガードのハウスがチームを引っ張り、8得点。プレドラグドロブニャックも5点を挙げて、42対44と2点差に詰めた。ソニックスの誤算は、ルイスが第2クォーターの残り8分11秒で3つ目のファールを侵してしまったこと。その後、ベンチに下がり、第2クォーターの出場時間はわずか3分。ファールトラブルから攻撃の基点を失い、ソニックスはスクランブルローテーションを余儀なくされた。

ルイスが復帰した第3クォーターは、ソニックスがロケットスタート。ルイス、ラドマノビッチが、ともに3本中2本の3ポイントを決めるなど、それぞれ12点と8点を挙げ、計39点というビッグクォーターのお膳立てをした。ただ、クリッパーズも27点を挙げ、最大18点にまで開いた差を、最後は14点にまで詰めている。

第4クォーターは、クリッパーズが猛攻。終盤、6点差、4点差とたびたび迫り、流れはクリッパーズに傾き掛けたが、ポイントは、残り2分51秒でルイスが決めた、3ポイントショット。最初に放った3ポイントショットはミスしたが、そのリバウンドを自ら奪うと、再び3ポイントラインまでステップバックして3ポイントを決めた。

「コーチ(ネイト マクミラン)が、後ろから『打て!』って言うから、そのまま打ったんだ(笑)」

ルイスは、あの場面をそう振り返ったが、ルイスが3ポイントを放ったのは、まさにソニックスベンチの前。ちょうど、ファンの歓声も凄い場面だったが、ルイスはしっかりとコーチの支持通り、臆することなく3ポイントを放って、それを決めた。

6点差に迫られていたあの場面、その差を再び9点にまで広げたことは、間違いなく1つの試合のポイントになった。

試合後、ゲーム全体を振り返ったマクミランコーチは、「(レイ アレンがいなかったが)皆がレイ アレンになろうとしなかったことがよかった。皆が少しづつステップアップして、彼の穴を埋めることが出来たと思う」と話した。昨日は、浅草寺を訪れたマクミラン。そこでは2連勝を祈願したというが、まずはその願いが、一歩現実に近づいた。