NBA.com/Japan オールスター2008 コラム
ルーキー・チャレンジ
By Masayoshi Niwa
ルーキーではデュラントが23得点、8リバウンドとチームを牽引した。
Garrett Ellwood/NBAE/Getty Images

コートサイドに、オールスター選手が並ぶ。

ケビン・ガーネットカーメロ・アンソニーレブロン・ジェイムスクリス・ボッシュカルロス・ブーザークリス・ポール

その中で今日、一番目立っていたのがレブロン。コートサイドを度々歩き、まるでヘッドコーチのようだった。

何をしていたかというと、チームメイトでもあるダニエル・ギブソンの応援。

ギブソンがボールを持つ度に身を乗り出し、時には袖を引っ張った。

――コーチ・ジェイムスは、どんなアドバイスをしたのか?

そんな問いにギブソンは試合後、頬を緩めて言った。

「まず、試合前に彼が言ったんだ。『オープンだったら、とにかく打て』って。で、僕は、『1本目がうまく決まったら、今日は調子がいいかも』って言ったんだ。そしたら、いきなり3本連続で決まった。それからは、シュートが決まる度に、目があって・・・、彼とは今、兄弟のようなかんじだ」

そのギブソンの言葉にもあったように、早い段階で3本の3ポイントを沈めたギブソンは、前半で7本の3ポイントを決め、最終的には33本を決めて33点をマークすると、文句なしでMVPも獲得してしまった。

ギブソンの放った20本のシュートは、そのすべてが3ポイント。

終盤、ソフォモアの勝利が濃厚となると、チームメイトらもギブソンに暗黙のサインで、3ポイントを打たせていた。

18点、9リバウンドの活躍をみせたラマーカス・オードリッジも言っている。

「もう、最後はギブソンに、『打て』という感じで、パスを送った。もう勝ちは確実だったし、後は彼に気持ちよくMVPを獲らせたかったから」 

さて、それ以外で目を引いたのは、そのオードリッジと、ブランドン・ロイ。ブレイザーズコンビの動きが、好調なソフォモアの中でも、特に前半は目立った。

このコンビだけでもフランチャイズにいれば、毎年のようにプレイオフを期待できるのに、ここに来季は、グレッグ・オデンが加わる。

オードリッジも気分が悪いはずが無かった。

「ケガをすること無く、俺たち3人が一緒のコートに立つことが出来たら-- つまり、その可能性を考えた時、興奮しないでいられない。幸い、俺たちはまだ若い。こういうオールスターの場でも、一緒にプレイできたら、最高だね」

確かに数年後、その3人が、揃ってオールスターゲームでプレイすることは、夢ではない。