1位 デトロイト・ピストンズ
(第9-10週7勝1敗、通算26勝8敗)
セルティックスに追いつけ、追い越せとばかりに11連勝と強さを見せたが、頂上決戦でそのセルティックスに敗れ、4ゲーム離された。12月23日のホームのロケッツ戦では膝を痛めて後半戻らなかったトレイシー・マクグレディの不在を逆手に取って94-82と勝利。リチャード・ハミルトンが17得点、ラシード・ウォーレスも14得点、10リバウンド、アントニオ・マクダイスも12得点、11リバウンドと奮闘して試合を支配した。26日のニュージャージーでのネッツ戦でも、第3Qを31-18と圧倒して101-83と快勝。ハミルトンが22得点、マクダイスも15得点と貢献した。28日のホームのペイサーズ戦ではウィザーズから今季移籍してきたジャービス・ヘイズが、食あたりで苦しみながらも第2Qに13得点をあげて40-22と圧倒。ハミルトンも23得点、テイショーン・プリンスも15得点、チャウンシー・ビラップスも14得点と援護して114-101と一蹴した。翌日のペイサーズのホームでの試合は最後までもつれる大接戦となったが、98-92と制して互いのホームでの2連戦をスウィープ。続くバックス戦でも114-69と45点差をつけて圧勝。12月を15勝2敗の好成績で終えたフリップ・サンダースHCは、コーチ・オブ・ザ・マンスを受賞した。新年2日のワシントンでのウィザーズ戦も7人が二桁得点をあげて106-93と制し、4日のトロントでのラプターズ戦も101-85と快勝して11連勝を飾った。その勢いで5日にはセルティックスを迎え撃ったが、85-92と惜しくも敗退。第3Q終了時には3点リードしていたが、第4Qにルーキーのデイビス(20得点)の活躍を許したのが命取りとなった。「我々にはレギュラーシーズンのただの1試合にすぎない」とビラップスは語ったが、3月5日のボストンでの第3戦の頃にはどういう状況になっているのか興味深い。
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決して得意ではないフリースローを沈めチームを勝利に導いたビッグベン。
Gary Dineen/NBAE/Getty Images
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(第9-10週4勝2敗、通算16勝17敗、ゲーム差9.5)
イースト1位からは13.5ゲーム離されたが、4勝2敗で終えてディビジョンでも2位に、イースト全体でも9位から7位に上昇した。12月23日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では一度もリードを奪えず、ホームのファンにブーイングを浴びながら86-105と完敗。25点をあげたレブロン・ジェイムスも、あまりのひどさに試合後レポーターと話さず帰宅した。25日のヒート戦も前半リードを奪われたが、第3Qにディフェンスを強化して24-14と圧倒し逆転。その後非常にバランスの取れたゲームを展開して96-82と勝利した。27日のダラスのマーべリックス戦は最後までもつれる熾烈な戦いとなったが、猛反撃を退けて88-81と勝利。24得点をあげたレブロン・ジェイムスが、高校1年生だった2000年3月23日以来初めてダラスでの勝利をものにした。29日のニューオーリンズでのホーネッツ戦はレブロン到来とあって満員の観客で埋まったが、終始ダブル、トリプルチームに囲まれたレブロンが21得点。ジドリューナス・イルガウスカスとダニエル・ギブソンも各14得点をあげたが、76-86とあえなく敗退。14勝17敗で2007年を終了した。だが1月2日のホームでのホークス戦では、23歳になったばかりのレブロンが36得点中32得点を後半にあげて98-94の勝利に牽引。第4Qにうち19得点、最後1分50秒間にうち12得点、最後16秒間に6本のフリースローを全部決めるという超人ぶりを発揮した。4日のキングス戦でもレブロンが24得点をあげて第4Qに逆転。キングスの執拗な追い上げをくらったが、最後ギブソンが3ポイントを成功させて97-93と突き放した。今週は、ラプターズ以外は5割以下のチームと3戦があるだけに、5割復帰を目指したい。
3位 インディアナ・ペイサーズ
(第9-10週1勝5敗、通算16勝18敗、ゲーム差10.0)
2週間前には15勝13敗と5割をキープしてイースト5位につけていたが、先週は5割を割り込みキャバリアーズにも抜かれてディビジョン3位、イースト9位に転落した。アトランタでのホークス戦では第3Q終盤から第4Qにかけて12点離され、最後必死に追い上げたが95-107と敗退。トロイ・マーフィーの19得点、ジャーメイン・オニールとジャマール・ティンズリーの16点ずつの健闘も報われなかった。デトロイトでのピストンズ戦では、ハムストリングを損傷したティンズリーは後半プレイせず、膝の痛みを抱えながらプレイしたオニールが25得点をあげたが、101-114と完敗。翌日行われたホームでのピストンズ戦ではオニールが20得点、11リバウンド、マイク・ダンリービーも18得点をあげて必死の抵抗を試みたが、前日負傷退場したティンズリーの欠場が響き、92-98と連敗を喫した。「ピストンズとの2連戦はシーズン中で最も難しい」とオニールは嘆いた。31日のシャーロットでのボブキャッツ戦は2度の延長にもつれ込む大接戦となったが、ジェラルド・ウォーレスに第4Qと延長を支配されて103-107と痛恨の敗退。第4Q残り7分12秒には87-74と13点もリードしながら勝てず、2桁リードしながら負けたのは今季6ゲーム目となった。明けて2日のグリズリーズ戦でも第4Qをチーム史上最低の9点に抑えられて72-90と完敗。5連敗を喫した。25ゲーム連続90点以上の記録も途絶え、シーズン最低の31%のシュート成功率は1999年にコンセコ・フィールドハウスがオープンしてから最低となった。だが4日のホークス戦ではダニー・グランガーがキャリアハイの32得点、ダンリービーも23得点と、全体で48%のシュート成功率を記録して113-91と制し、久々に会心の勝利をものにした。
4位 シカゴ・ブルズ
(第9-10週4勝3敗、通算13勝19敗、ゲーム差12.0)
開幕前に優勝候補の一角にあげられた高い期待を大きく裏切る結果に、チームは12月24日にヘッドコーチ交代という決断を下した。その効果がすぐに表れ、暫定コーチの下で4勝2敗としてディビジョン最下位を脱出し、イースト全体でも8位まで2.5ゲーム差の11位に浮上した。24日にはアシスタントコーチのピート・マイヤーが指揮を執ったが、79-94とサンアントニオでスパーズに完敗。28日のホームのバックス戦から暫定コーチとなったジム・ボイランHCは、まず最初にベン・ゴードンにベンチスタートを要請。その作戦が見事に的中し、ゴードンは31得点、ルオル・デングも28得点をあげて103-99と勝利。30日のニューヨークでのニックス戦でも途中出場のゴードンが25得点をあげて100-83の勝利に牽引した。だが31日のホームでのマジック戦は、延長戦残り6.7秒にゴードンが同点の3ポイントを成功させてシーズンハイの39得点を叩き出したが、残り0.7秒にヒドゥー・ターコルーにジャンパーを決められて110-112と痛恨の敗退。11勝18敗で迎えた新年2日のボブキャッツ戦では、ゴードンが22得点、デングも21得点、フロリダ大を2度のNCAAチャンピオンに導いたルーキーのホアキム・ノアもキャリアハイの17得点を叩き出して109-97の勝利に貢献。3日のブレイザーズ戦では2度の延長の末に109-115と負け、ゴードンの32得点、ジョー・スミスのシーズンハイの31得点の奮闘も生かせなかった。しかし5日のキングス戦では同点の最後の場面で、キャリア通算41.9%のフリースロー成功率のベン・ウォーレスがフリースロー1本を決めて、94-93の勝利に導き、5割復帰まであと6勝とした。
5位 ミルウォーキー・バックス
(第9-10週1勝5敗、通算12勝20敗、ゲーム差13.0)
第4週を終えた時点で7勝4敗としてディビジョン2位につけていたが、その後5勝16敗と大きく負け越し、遂にブルズにも抜かれて最下位に転落。イースト全体でも8位と3.5ゲーム差の12位まで落ち込んだ。12月26日のデンバーのナゲッツ戦では、モーリス・ウィリアムスが28得点をあげたが、速攻からの得点を15-44、リバウンドも37-48と圧倒されて105-125と大敗。シカゴでのブルズ戦ではマイケル・レッド(34得点)が残り24秒から二度も3点差に追い上げたが逆転ならず、99-103と惜敗。アンドリュー・ボガットとチャーリー・ビラヌエバが各15得点、ウィリアムスも11得点、15アシストを記録したが勝利を呼び込むことはできなかった。29日のホームでのネッツ戦でもレッドが35得点、ウィリアムスも24得点をあげたがファウルアウト。残り11秒と1秒に1点差まで必死に追い上げたが、95-97と無念の敗退を喫した。31日のピストンズ戦ではレッドの18得点、12月のルーキー・オブ・ザ・マンスに輝いたイー・ジャンリャンの12得点以外二桁得点はなく、21のターンオーバーを犯して、69-114とチーム史上ワースト3番目となる45点差の敗戦を見舞われた。1月2日には同じく不振にあえぐヒートをバランスアタックで103-98と下し、ロード9連敗にようやく歯止めをかけた。だが4日のホームのウィザーズ戦では、太ももを痛めたレッドが欠場し、一度もリードを奪えず77-101とまたも完敗。今季20点以上の差をつけられて負けたのは7ゲーム目となった。今週はボブキャッツ、シクサーズ、ヒート、レイカーズ、サンズ戦となるが、最初の3戦は下位チームが相手だけに、最下位脱出の可能性もある。




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