1位 ユタ・ジャズ
(5勝2敗)
2勝2敗のスタートから3連勝を飾って一気に首位に浮上。ホームでのクリーブランド・キャバリアーズ戦では、残り6秒にレブロン・ジェイムス(キャリア11回目のトリプルダブルを達成)に3ポイントを決められて101-101の同点にされたが、デロン・ウィリアムス(15得点、12アシスト)がすかさずコートの端から端まで疾走してレイアップを決め、103-101と劇的な勝利をものにした。「ジャズはタイムアウトを取ると思った」と言うレブロンとキャブスは何もできなかった。カルロス・ブーザーも23得点、12リバウンド、ポール・ミルサップもキャリアハイの24得点と貢献。シアトルでのソニックス戦でも9月のヨーロッパ選手権でMVPに輝いたアンドレイ・キリレンコが、ルーキー、ケビン・デュラントを21本中7本に抑える見事なディフェンスを披露。10得点、11アシストも記録し、デュラントが同点を狙った残り3秒でのショットをブロックするなど計4本のショットをブロックした。勝負はウィリアムス(14得点、11アシスト)のアシストを受けたブーザー(27得点、15リバウンドと6試合連続ダブルダブル)が、残り17.6秒にデュラントの上から決めたショットで103-101としたところで勝負はついた。メンフィス・グリズリーズ戦でもキリレンコが15得点、12リバウンド、9アシストとトリプルダブルに近い働きをし、ブーザーも31得点、ウィリアムスも20得点、13アシストを記録。ペイント内の得点も52-36、速攻からの得点も28-19、アシストも34-19と圧倒し、ジャズパワーを早くも全開とした。
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USAチームに選出され、さらに磨きがかかったウィリアムス。キャブス戦では値千金の決勝点を沈めた。
Melissa Majchrzak/NBAE/Getty Images
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(4勝3敗)
ロード4戦の2戦目はニューヨークでのニックス戦となったが、昨年12月16日の乱闘事件で両チーム7名の選手が出場停止になっただけに注目された。だが何事もなく、一時15点リード、第4Q開始時にも10点リードした。しかしそこから怒涛の反撃を許して112-119と逆転負け。アレン・アイバーソンが32得点、カーメロ・アンソニーも24得点をあげたが、第4Qを20-37と圧倒されたディフェンスが問題となった。そして絶好調を続けるボストンでのセルティックス戦では、一時41点差をつけられて93-119と大敗。17得点、8リバウンドと健闘したマーカス・キャンビーも、「トロント・ラプターズ時代でもあんな点差をつけられたことはなかった」と嘆いた。アイバーソンは22得点をあげたが、カーメロが13本中3本の11得点に抑えられ、ネネイが左親指の靭帯を断裂により6週間戦線離脱となるなど散々だった。だがワシントンのウィザーズ戦では、カーメロが32得点と復活。キャンビーも13得点、12リバウンド、アイバーソンも15得点、8アシストと援護して118-92と快勝。インディアナでのペイサーズ戦では前半に一時38-63と25点差をつけられたが、後半57-32と盛り返して113-106と大逆転勝利。32得点、10リバウンドを記録したカーメロは「戦い続けて勝てただけに、すごく自信になる」と喜んだ。アイバーソンも27得点、10アシスト、控えのリーナス・クレイザも21得点中12得点を第4Qにあげる目覚しい働きをした。
3位 ポートランド・トレイルブレイザーズ
(3勝3敗)
3連敗スタートとなったブレイザーズが、先週はなんとダラス・マーベリックスをも破って3連勝を飾り、一躍脚光を浴びた。ニューオーリンズ・ホーネッツ戦では、今季絶望となったグレッグ・オデンが松葉杖なしで歩いて最初に紹介された後、チームメイトを紹介。ジャレット・ジャックが20得点、マーテル・ウェブスターも20得点、ブランドン・ロイも17得点、7アシストと奮起し、猛反撃を退けて93-90とホーム開幕戦を劇的な勝利で飾った。続くメンフィス・グリズリーズ戦でも49-61と折り返した後半を61-37と圧倒して110-98と快勝。放出したザック・ランドルフに代わるラマーカス・オードリッジが30得点、10リバウンド、ロイも第3Qの11-0の猛攻を牽引して22得点、8アシスト、ジャックも22得点中17得点を後半にあげてホーム2連勝を飾った。圧巻は翌日のマブス戦だった。昨季リーグ最多の勝利数を記録し、13連敗を喫しているマブスを35.4%のシュート成功率に抑えて91-82と撃破。キャリアハイの32得点と7アシストと奮闘したロイは、「我々にとってはメッセージを突きつけるゲームだった。努力してプレイを続け、14連敗はしたくなかった」とコメント。オードリッジも18得点、8リバウンド、トラビス・アウトローも14得点、10リバウンドと援護し、ダーク・ノビツキーを11得点に抑えたのが最大の勝因となった。
4位 ミネソタ・ティンバーウルブズ
(0勝5敗)
3連勝したブレイザーズとは反対に3連敗し、未だ勝利に恵まれない。ホームのオーランド・マジック戦は2004年ドラフト15位指名のアル・ジェファーソンと、1位指名のドワイト・ハワードによる親友同士の戦いとなった。最初の3クォーターを支配したハワードに対し、それまで鳴りを潜めていたジェファーソン(25得点、10リバウンド)が第4Qの14-0の猛攻で8得点をあげてチームを牽引。だが残り10分32秒の16点差を2点差まで追い上げたが103-101と敗退。グレッグ・バックナーの18得点、マルコ・ヤリッチの10得点、10アイスとの健闘も勝利には繋がらなかった。ロサンゼルスのレイカーズ戦でもジェファーソンが24得点、15アシストと4試合連続のダブルダブル、ライアン・ゴメスも17得点、セバスチャン・テルフェアも15得点をあげたが、93-107と敗退。フリースロー試投数を14-41と差をつけられ、チーム2位の得点源のポイントガード、ラシャッド・マキャンツが右足首の故障で欠場したのも響いた。サクラメントでのキングス戦はジェファーソンが17得点、12リバウンド、復帰したマキャンツも16得点、ルーキーのコーリー・ブリュワーも15得点、8リバウンドと冴えたプレイを見せて大接戦を演じたが、93-100と敗れて5連敗を喫した。
5位 シアトル・スーパーソニックス
(0勝7敗)
3連敗スタートを何とか止めようと、サクラメントのキングス戦ではガッツ溢れるプレイを展開。ハーフには61-48とリードして初勝利を目指した。だが後半は37-56と失速して98-104と勝利を呼び込めず、4連敗を喫した。ウォーリー・ザービアックが32得点、ルーキーのケビン・デュラントも27得点、7リバウンドと奮起したが、チーム全体のターンオーバー24つのうち6つを犯した。4日で3ゲーム目となったホームでのグリズリーズ戦では、クリス・ウィルコックスが21得点、ダミアン・ウィルキンスも18得点をあげたが、デュラントはシーズン最低の17得点(17本中3本)、ザービアックも6得点に抑えられて98-105と敗退。続くジャズ戦でもキリレンコに実力の差を見せつけられながらもデュラントが20得点、同じくルーキーのジェフ・グリーンもキャリアハイの19得点、ウィルコックスも17得点と奮闘。だが残り3秒に同点となるデュラントのショットをキリレンコにブロックされ、101-103と惜敗。チーム記録タイとなる6連敗スタートとなった。「19歳の人生でこれまで5連敗したことはない。負けるのは大嫌いだ」と2日前の敗戦後に語ったデュラントは、厳しいNBAの洗礼の前に6連敗後は一言も発せずロッカールームを後にした。




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