1位 デトロイト・ピストンズ
(4勝1敗)
ここ6年セントラルディビジョン1位を堅持するピストンズが、今季2週目にして早くも首位に上昇。ホームでのアトランタ・ホークス戦は最後の最後までもつれる大接戦となったが、チャウンシー・ビラップスが残り1.7秒に決めたフリースローで92-91と辛くも勝利。ビラップスが22得点、息子の誕生で開幕2戦を欠場したリチャード・ハミルトンも21得点をあげたが、先発5人で二桁得点をあげたのはこの2人だけ。だが控えのジェイソン・マキシエルとワシントン・ウィザーズから移籍してきたジャービス・ヘイズが計23得点(うち11得点を第4Q)と多大な貢献をし、層の厚さを見せた。シカゴでのブルズ戦では、ラシード・ウォーレスがインサイド、アウトサイド両方で攻め立て、24本中12本のショットを決めて36得点と爆発。だが最後1分に2本の鍵となるショットをミスし、ハミルトンも18得点をあげたが、最後タイラス・トーマスにフリースローを決められて93-97と惜敗。ロサンゼルス・クリッパーズを迎えた翌日の試合では、その鬱憤を晴らすかの如く103-79と大勝。4連勝と絶好調のクリッパーズに初黒星をつけた。リバウンドも53-33、アシスト数も27-12と圧倒しての会心の勝利をものにした。
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個人成績は申し分のないレブロン。しかし勝つためには周りからのサポートがより重要と鳴ってくるだろう。
David Liam Kyle/NBAE/Getty Images
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(3勝3敗)
今季初のウェストへのロードを2勝2敗で終えて3勝3敗の五分とした。ロード初戦のフェニックス・サンズ戦では第2Qには12点リードしながら、後半を47-64と圧倒されて92-103と敗退。レブロン・ジェイムスが後半21得点をあげて27得点、ジドリューナス・イルガウスカスとドリュー・グッデン2人で22得点、27リバウンドと奮起したが、全体で22のターンオーバーから21点与えたのが致命的となった。ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では第1Qに顔を直撃されたレブロンが下がったが、90秒後には復帰。24得点、14リバウンド、9アシスト、3ブロックと獅子奮迅の働きをして108-104と勝利に牽引。1点差に追い上げられた残り19秒、ダニエル・ギブソン(22得点)が3ポイントを決めて引き離した。ユタのジャズ戦では残り6秒にレブロンが3ポイントを決めて同点に追い上げたのも束の間、コートを疾走したデロン・ウィリアムスに決勝打を許して101-103と敗退。レブロンの32得点、15リバウンド、13アシストのキャリア11度目のトリプルダブルも無に帰した。だがサクラメントのキングス戦ではレブロンが最後2分57秒間に8得点をあげて93-91と辛勝し、ギブソンも20得点、キャリアハイの11リバウンドと貢献。6日で4ゲームをこなしたが、残りのロード2戦をいかに戦うかが注目される。
3位 インディアナ・ペイサーズ
(3勝3敗)
昨年1997年以来初めて逃したプレイオフ復帰を願って、今季開幕3連勝と勢いに乗ったが、先週は3連敗を喫して勝率5割まで落下。ディビジョン順位も1位から3位に下がった。ホームでのクリッパーズ戦では、先週プレイヤー・オブ・ザ・ウィークに輝いたダニー・グランガーが16得点、マイク・ダンリービーも15得点、ジャーメイン・オニールも13得点をあげたが、後半を31得点に抑えられて89-104と今季初黒星を見舞われた。シャーロットでのボブキャッツ戦でもオニールがエメカ・オカフォーに支配されてファウルトラブルに陥り、18得点、7リバウンド。トロイ・マーフィーも16得点、グランガーも15得点と援護したが、73-65とリードして始めた第4Qを14-31と圧倒されて87-96と敗退。ホームに戻ってのナゲッツ戦でも、前半25点ものリードを奪いながら、猛反撃を許して106-113と屈辱の逆転負け。マーフィーの18得点、10リバウンド、ダンリービーの17得点、オニールの15得点、12リバウンドの奮闘も水の泡と帰し、残り4分を切っても101-97とリードしていただけに、ディフェンスの建て直しが急務となった。
4位 ミルウォーキー・バックス
(2勝3敗)
先週の第3戦で16得点、8リバウンドとホームで鮮烈デビューを飾って、今季初勝利に貢献したイー・ジャンリャンと、先輩ヤオ・ミンとの対決が注目される第2週となった。その前のホームのラプターズ戦では20年ぶりとなる60.3%というシュート成功率を記録し、112-85と昨季のディビジョンリーダーを粉砕。オフにFAでバックスに復帰したデズモンド・メイスンが、10本のフィールドゴールすべてを決めて21得点。マイケル・レッドも17得点をあげ、リバウンドも45-32、アシストも31-21と制しての圧勝だった。ウェストでの今季第1戦となったヒューストン・ロケッツ戦では、20歳のジャンリャンが5回のオールスターに選ばれたヤオ・ミンにいかに挑むかが注目され、故郷中国では実に2億人以上の人が見た試合となった。イーが19得点、9リバウンドを記録したのに対し、ヤオは28得点、10リバウンドと貫禄を見せ、104-88とロケッツの勝利に貢献。イーは前半最後の3ポイント、第3Q初めにもレイアップ、3ポイントと活躍して6点差に追い上げる奮起を見せ、ヤオは「イーは信じられない才能の持ち主だ。いつか自分を上回る選手になるだろう」と話した。レッドも26得点と健闘したが、ヒューストンでの1999年からの連敗を止めることはできなかった。
5位 シカゴ・ブルズ
(1勝5敗)
今季イースト優勝候補の一角にあげられながら3連敗と厳しいスタートを切ったが、第2週最初のクリッパーズ戦も91-97と敗れて、屈辱の4連敗を喫した。ルオル・デングが22得点、ジョー・スミスも17得点をあげ、13点差を跳ね返して第3Qには同点に追い上げた。だが第4Q残り4分8秒には95-85とリードしながら逆転を許し、ホームのファンからブーイングを浴びた。最後には開幕前にトレードの噂に上ったコービー・ブライアントの名をファンに一斉に呼ばれる有様だった。しかしピストンズ戦ではウォーレスに36得点の爆発を許したが、タイラス・トーマスが19得点、14リバウンド、デングも17得点、カーク・ハインリックも14アシストと奮起。ベンチ陣も31-13と援護して猛反撃を振り切り、97-93と今季初勝利をあげた。「リーグでも最強の1チームから勝利でき、すごく嬉しい。ここからもっといいゲームをしたい」とハインリックも胸をなでおろした。だがラプターズ戦では一時39点もの大差をつけられ、71-101と大敗。スコット・スカイルズヘッドコーチは第3Q残り9分35秒に先発5人を下げてベンチに期待したが、大差を詰めることはできず。アンドレス・ノシオニが20得点をあげたが、ベン・ゴードンとデング2人で16得点に終わり、最後にはまたも「コービー、コービー」の名が鳴り響いた。




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