世界の檜舞台でダントツの輝きを見せたパウ・ガソル。シーン:2004年アテネオリンピック穏やかな語り口調の7フィート パワーフォワード、パウ・ガソルは、バスケットボールファンにとって周知の事実-すなわち、このバルセロナ生まれのプレーヤーが今最も注目される若きスターの一人であるということ。そして彼のプレーが、メンフィス グリズリーズでのNBA最初の3シーズンと同様、評論家から絶賛され続けていること-を、トーナメントで今一度証明してみせた。
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Joe Murphy/NBAE/Getty Images |
ガソルが大活躍したこの夏のオリンピックは、グリズリーズに疑う余地のない事実を突きつけた。球団側は、チームの要でありスコアリングマシンでもある主力プレーヤーを、翌夏からフリーエージェントとして手放すわけにはいかない、と痛感したのだ。かつての名プレーヤーであり、現在メンフィス グリズリーズのバスケットボールチーム運営責任者を務めるジェリー・ウエストは、ガソルをアンタッチャブル(トレード不可)プレーヤーと見なし、この2002年度got milk? NBA ルーキー オブ ザ イヤーと上限いっぱいまでの契約を交わすことでチームの長期的安定を確保したのだ。もちろん、ガソルが今後まだまだ伸びることを確信した上でのことだ。
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Bill Baptist/NBAE/Getty |
「身体的な力強さが足りないという評論家たちもいるが、彼はまだ24歳だ。体はこれからできあがってくるだろう。彼には大きな強みがある。ウェイトトレーニングを積んでいるから、上半身もどんどん逞しくなるはずだ。どんなプレーヤーに仕上がるか、我々にも想像できないね。彼は、5つのポジションをすべてこなせる驚くべき知性の持ち主である一方、一緒にいて楽しいプレーヤーでもあるんだ。」
ガソルは、大きな期待がかかったこの契約を前向きに受け止め、こう語っている。 「このチームに長い間いられるのは嬉しいね。僕はただコートに出て行って、アグレッシブに闘い、チームにとって価値あるプレーができるってことを皆に証明したいだけさ。やるべき仕事があって、責任がある。その責任をしっかり担っていきたいと思っているよ。」
ガソルの次なる挑戦は、グリズリーズをプレーオフで勝利へと導くこと。創設9年めのチームでは通常考えられないことだ。昨春、初のポストシーズン進出を決めたメンフィス グリズリーズは、サンアントニオ スパーズにファーストラウンドで惨敗。レギュラーシーズンでの成功がプレーオフには通用しないことを、早々と思い知らされた。
「僕らは彼らから多くのことを学んだ。」スパーズ戦で平均18.5ポイント、5.0のリバウンド、1.5ブロックを上げたガソルは語る。「プレーオフの試合は本当にタフだ。持てる力のすべてを賭けて、ぎりぎりのところでプレーしなきゃならない。プレーオフシリーズではクレジットもエキストラコールも期待できないからね、レギュラーシーズンとは違う戦い方が必要なんだ。プレーオフシリーズを勝ち抜きたいなら、メインのプレーヤーが好調でないといけない。不調のプレーヤーが1人か2人いるだけで、もう勝利は望めないんだ。」
